この記事では、宇都宮線の電車内で、飲み物をこぼしてしまった時に行ったことを紹介しています。
リュックに入れた飲みかけの500ミリリットルのペットボトル緑茶の蓋が閉めきれていなかったので、リュックの中で傾いてこぼれてしまったのです。
きちんとリュックに立てて入れた記憶があるので、どうして傾いた?という思いがよぎりましたが、理由はどうであれ、床にこぼれてしまったお茶をなんとかしなければなりません。
こぼれていることに気づいた時に思ったことは、「やっちまった!」、それから「うそだろ?」という思いです。何事もなければいつもどおりの日常なのですが、何事かあると非日常になります。
あろうことか、電車内でお茶をこぼしてしまいました 。こぼした正確な量はわかりませんが、だいたい100ミリリットルくらいじゃないかなと思っています。私の乗った車両の乗客数は多くなかったのですが、こぼれたお茶で床に二筋のラインができてしまった。お茶を拭き取るティッシュもタオルも持ち合わせていません。どうしようと、一瞬パニックになりかけました。
それから、途中の停車駅で降りたふりして違う車両に乗り換えることも考えて、一度は席を立ったのですが、防犯カメラに映っていたら、ただの怪しい人になってしまう。と考えて踏みとどまりました。
ふき取ることも出来ずに時間だけが過ぎていきます。途中から乗る乗客は、一瞬なんだろう?という顔をして乗車してきます。私は、お茶をこぼしてしまい、すみません。と説明すると、仕方ない。と言ってくれて納得してくれました。
ですが、電車内の床にこぼれたお茶は、そのままです。なんとかしなければという思いはあるのですがどうするのがベストなのか迷ってるうちに電車は進み続けて乗換え駅も近くなってきます。
乗り換え駅まで、あと五駅というところで「拭き取ろう!」と決断して、行動開始。
いつもは、下着にシャツという服装なのですが、その日に限って1枚多く着ていてTシャツを着ていました。乗り換え駅でトイレに行かなくて済むようにトイレの付いている車両の隣の車両だったので、トイレに駆け込み、シャツとTシャツを脱ぎ、今度はシャツを着てTシャツを手にしてトイレから出ました。長袖のシャツを着る時に、袖が裏返しになっていて、慌てる場面もありました。
トイレから出てお茶をこぼした車両に戻り、こぼれたお茶をTシャツで拭き取ります。白いTシャツは、お茶の色で茶色になっていきます。床を拭いている間、周りのお客さんが見て見ぬふりをしてくれているのが、ありがたかった。
なんとか、床にこぼしたお茶の拭き取りが終わり座席に座るとリュックを置いていたので座席も濡れています。誰かが座るのも気の毒なので自分で濡れて湿っている座席に座るしかありません。


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